"オモイゴト"カテゴリーの記事一覧
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哲学とか心理学とかジェンダーだとか色々なことを考えすぎて、脳味噌がグチャグチャになっている。神経がLEDライトみたいな色と細さと輝きを持って、真っ暗闇の中を縦横無尽に動き回っている。というのが、自分の「脳味噌グルグル」状態なのだが、これが酷くなると発狂する、という夢を見た事がある。高校生ぐらいだったか。発狂にまで至ると、多分色が無くなって焼けた灰みたいな色の管が複雑に絡み合って、結び目が解けない程になって、発狂するんだ。多分ね。
三連休は特に何をするでもなく、使いやすくなった我が家のインターネットを楽しんでみた。ラジオを聴いたり、他人が作った動画を見て感心したり。図書館に行って本も借りてきた。5冊中4冊はジェンダー関連。2週間で読めるか自分との戦い。残りの1冊は「ギルバート・グレイプ」の原作。舞台はDVD化してくれないのだろうか。
何もしていないような気になっていたが、今月の小遣いはもう結構使ってしまった。漢字検定受験の為に往復の電車賃が掛かった上に、友人と食事をしたり買い物をしたりしたのが原因だが、無駄な金ではないので、いいよね。後半も写真展に行きたいと思うくらいに今月はちょっとアクティブ。なんだか今凄く感性を養いたいと思ってしまっていて、動きたい衝動に駆られている。理論的なことを考えていると反動で感性で物事を考えてみたくなる。だからだと思う。
妹を車に乗せることなんて今までにも幾度となく遭ったのことなのに、急に怖いと感じた。もし事故に遭って、妹に何かあったら、その所為で妹の中にいる命が消えてしまう事があったら、と思うと怖くて思わず安全運転(大変良いこと)。一人で乗っているときなんて、「死んだらその時はその時、しょうがないやね」くらいの気持ちでいるけれど、人の命を預かっているということがこんなにも緊張することだという事実に驚いた。この気持ちを背負って、親になるのだろうか。こういった責任感や使命感を背負うと、人は大人になるのか?まだまだ自分は大人とは程遠い場所にいるな。
世間はヴァレンタインなのか。学生のときは「いただける日」だったこの日も、仕事を始めて数年は「配る日」になっていた。今年は無視。”あげなければいけない”という世間の常識がもう許せない。そもそも自分はこのイベントの必要性に疑問を感じているので、参加しないことにしているのだ。でもくれるなら有り難く戴きます。お返しは期待しないで、多分覚えてないから(ホワイトデーも自分にとっては「いただける日」)。
近々新しいコラムを始める予定。見切り発車だけど。
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オペラ「忘れられた少年」、11月28日無事に公演が終了しました。
終わったらほっとして、心が楽になりました。あんなに「もう唄いたくないな」と思っていたのに、「もう少し頑張れそうかな」という気持ちになっています。・・・これがDVの心理?(なんちゃって)
結局、歌や芝居、舞台を自分から切り離せないんだな、と思いました。
来年も小さなステージがいくつかあるので、今度はそれに向けて練習です。10月にはドイツ公演もありますしね。
終わった途端、肌荒れが酷くなって大変辛いです。泊まりって自分の中では相当ストレスになっているみたい。11日・12日も福岡に泊まるのに大丈夫なのか?とちょっと不安です。
福岡へは観劇です。OPFの「フィガロの結婚」を観ます。観劇久しぶりだなー。
というわけで詳細。宜しければ観に来てください。
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2010年12月12日(日)
オペラプラザ福岡主催公演
現代歌舞伎ホームコメディーオペラ
「フィガロの結婚」
@福岡市市民福祉プラザ(ふくふくホール)(福岡市中央区)
入場料:大人¥2,000/小人¥1,000(当日¥300増)
開場15:30/開演16:00
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December/12/2010
Opera Plaza FUKUOKA
「The marrige of Figaro」
place:Fukuoka Citiy Citizin Welfare Plaza(FUKU FUKU HALL)
ticket:adult¥2,000/child¥1,000(today +¥300)
start:16:00~
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昨日はボスやボスと長い間交友のある新聞記者の方ご夫婦とお食事会をしました。ご夫婦とはもう何度も一緒に食事をしたし(食事といっても飲み会ですが)、お宅にお邪魔したこともある方のですが、とても面白くて物知りで素敵なご夫婦です。自分は父の運転手としていつも同行しているのですが、色んな話を聞くことが出来て、実は結構得しているのかな?
ボスがSMAPの草彅くんの歌唱指導をしたことがあるという話からジャニーズの話になったりもして。そこから昔のテレビ番組などの話になり、自分はもう全然わからない。やはり世代で知っている音楽やテレビ番組も変わってきて、面白いです。
皆さんも是非、世代の違う方との会話を楽しんでください。知らなかったことを沢山知ることができますよ^^
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長崎に原爆が投下されて65年。自分には途方も無くて、遥か昔の事の様に感じるけれど、実際に戦争を体験された方々が今も生きていらっしゃる事を考えると、全然昔じゃないな、最近の事なんだな、と思ったりもする。
誰でもそうだと思うけれど、自分は戦争の時の話を聞くのがすごく苦手。だって本当に怖い。話を聞くと想像してその映像が怖くて、耳も目も塞ぎたくなる。アニメーションも苦手で、実写よりずっと細部まで描けてしまうからリアルに感じてしまう。ジブリの「ほたるの墓」なんて、もう一生観られない。
それでも、やっぱりいつかは、戦争のことを文章か漫画かにしてみたい。映像でもいい。朗読でもいい。兎に角何かやってみたい。義務ではなくて、なんとなく、そういうことをいつかしたいな、という気持ちがあって、今はまだ怖い方が強くて中々出来ないけれど、もっと年を取ってから、「死ぬ前にやらなきゃ!」という気持ちの方が強くなったら、やろうと思う。
沢山の方が、安らかな眠りにつくように。 -
長崎で被爆された方々の言葉をインターネットを通して、戦争を知らない世代に発信するサイト「Nagasaki Archive」が26日にスタート。Google EarthやTwitterなどを利用して、世界の人たちにも長崎で起こった悲惨な出来事、人々の悲しみがみて貰えるようになっている。
昨日の「NEWS ZERO」の「ZERO PERSON」では長崎の被爆者を撮影しているアメリカ人カメラマンが紹介されていた。彼は撮影の前、必ずその方が体験された戦争の話を聞いてから撮影をするそう。日本語は分からず、通訳を通してその方の話を聞いていく。彼の写真は長崎で展示され、その後アメリカでも展示されるとの事。
毎年、この時期になると「ヒロシマ・ナガサキ」の名前があちこちに浮かんでくる。勿論自分の脳裏にも。65年前実際に戦争を体験した人の平均年齢は75歳になり、これからどんどん、生き証人は少なくなっていく。唯でさえ日本は「平和ボケ」している、戦争を知らない人たちで溢れ返っているのに(自分も含め)、戦争の話をしてくれる人がひとり、またひとりと減っていけば、今よりもっと「戦争」が遠くなって、命の重みを解せない人が増えてしまう気がする。そういったことに歯止めをかける意味でも「Nagasaki Archive」は意味のあるものだと思う。
最近、命ってなんて軽いんだろうと思う。連日のように、いじめを苦に自殺した、あるいは友達を殺したというニュースや、自分が生み育てた子どもを、夜鳴きが酷い、言う事を聞かないなどという理由で殺したというニュースを耳にする。そのたびに悲しい気持ちになる。
辛い事や苦しい事は沢山ある。そんなことは分かっている。誰にだって何か、心を苦しめる事があってみんな悩んでいるのだ。それでも未来を夢見て死んでいった人達のことを思うと、蔑ろには出来ない。
自分が長崎に生まれたのには意味があるのだと思う。戦争を知らない世代で、長崎のことも殆ど知らない、無知な自分でも、長崎に生まれたというだけで「戦争」「被災」「原爆」と言ったものが近くに感じられる。遠い昔のことではなく、今もそれらに苦しんでいる人がいること、平和を願っている人がいるということ、そういったことを肌で感じることが出来る。
なんだかまとまらない文章になってしまったけれど、年に一回だけでも、戦争の恐ろしさや無惨さ、悲しさを考えることはとても大切なことだと思います。 -
選挙へ行った。勿論11日(日)の話だ。今回の選挙は、自分の中では今までの選挙へ行く姿勢とはちょっと違った心持で望んだ。
20歳で選挙権を得てから3年。ワクワクしながら投票会場へ行ったことなど一度もなかった。それは、もしかしたら殆どの人がそうなのかも知れないけれど(違うかも知れないけれど)、政治のことなんて何も分からないし、誰に投票しても自分らの生活に変化なんて無いよ、と冷めた気持ちでいたから。誰に投票するべきか、何を判断基準にすればいいのか、マニフェストって何?色々なことが分からなさ過ぎて、どうすればいいのかも分からない。そんな感じだった。
だから選挙権なんて要らないな、と思っていた。持っていたって自分には何も出来ない。投票会場に行くのも億劫だし、誰かさっさと決めてくれよ。日本が良くなってくれると良いと思いながらも、具体的に何が必要なのか分からなかったから、考えることをやめていたのだ。
それでも、この社会に生きる人間の一人として、やっぱり国内情勢とか政治とか堅苦しい難しい問題でも知らんふりしてはいられないとは思っていた。だから大好きな池上彰さん(自分はいつも「池上お父さん」と呼んでいる)が出演される、ニュースについての解説番組をよく観るようになった。今まで分からなかったことも、池上さんが子どもにも(あるいは頭のゆるい大人にも)分かるように簡単な言葉や例えを用いて解説してくれることで「なるほど、そういうことだったのか」と理解できる事が沢山増えた。
番組を観るたびに、自分の中で気持ちが変っていったことは確か。今まではニュース番組を真剣に観ることは無かった。それはやっぱり「分からない」と思っていたからで、政治の関わらないニュースやエンタメばかり観ていた。それが今は、そういうコーナーが極力少ないニュース番組も父と一緒に観るようになった。分からないことがあれば「どういうこと?」と父に尋ねたりしながら、子どもじみた感想でもいいから、自分の考えを持とうと思った。
今回の選挙では、仕事の関係で、参議院の候補者の演説を聞く機会もあった。そういうものに参加して段々と分かって行くものなんだと思った。今回もワクワクしながら会場に行ったわけではないけれど、少なくとも今迄で一番選挙の事を気にしていた。
20歳に成りたての頃は、無理にでも政治とか知らなくてはいけないんだ、と思っていたけれど、自然とそういうものに目を向けようと思い始めるものなんだと、今回のことがきっかけで分かった。遅いのか早いのか、きっとそれは人それぞれで、有権者になる前から興味を持っている人もいるだろうし、ずっと大人になっても興味が無い人もいるだろう。ただ自分は今このときに「知りたいな、考えたいな」と思うようになって、日曜の朝にサンデーモーニグを観たり、月曜の夜にZEROを観たりしてるんだな、と思った。(これだけかよ、と思わないで。平日の朝は朝スバ!とか流してるから)
参議院選は自民党の議席が過半数を得て、「ねじれ」になった。これからどうなって行くのか全く分からないけれど、政治に携わる人が日本を良い方向に導いてくれればいいと思うし、自分たち一人ひとりが「日本を良い方向に」と思えば、おのずとそういう道に進んで行くのだと思う。まずは自分の生き方を考え直す事からかな。事業仕分けじゃないけれど、無駄が多いから(笑)。自分がちゃんとやってなくて、他人に「ちゃんとしろ!」なんて言えない。