"セクシャルマイノリティ"カテゴリーの記事一覧
-
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
-
前述していると思っていけど、実はしていなかった「ザ・ばっくれ・バークレー・ボーイ」は、女性が主人公だけど、男性同士の同性愛を題材にした漫画です。
この漫画を読んだのは小学生だったと思うんですが、従姉が結婚の際に漫画をうちに譲ってくれて、その中にあったのがこの「The.B.B.B.」。
大学生の主人公と、親の再婚で義兄になったイケメンと彼がアメリカへアメフト留学するきっかけになった男性モデルの三角関係のお話。
色々あるんだけど(そりゃあ漫画ですからね)、結果的に、主人公と義兄が結婚(婚姻届を提出)してみんなの前で挙式、したあとすぐ別の場所で主人公とモデルが挙式、さらにカナダへ飛んで義兄とモデルが挙式、3人で暮らすって最後だった。
↑カナダでは同性同士の結婚が認められているって知ったのはこの時です。
え~そんな結末アリ!?でも、本人たちが幸せなら良いのか。と思った。
漫画ですからファンタジーに近いですけれど、こういう、「フリースタイル」な結婚も素敵だなと思った、10代のゆうきでした。PR -
高校生の時、友達が貸してくれた漫画です。
読み終わった後、涙がぽろぽろ零れました。
それは、哀しくて泣いたのではなく、感動して泣いたんだと思います。
この漫画は、「同性愛者」の話です。
ニューヨークの警察官であるケビンが、青年メルと出会って、愛し合って、色々な事件を乗り越えて、眠りにつくところまで描かれています。
フィクションですから、ありえない様な事件に巻き込まれたりもします。でもニューヨークならあるかも・・・と思わなくも無いから、リアルに見えるんですよね。
今でこそ、同姓婚も認められてきているアメリカですが、この漫画が描かれた頃はもちろん迫害も多く、ケビンは周囲に同性愛者だということを隠して生きていました。
親や友達にカミングアウトするシーンもあります。同性愛者故に死んでいった同僚も居ます。
ヘテロ(異性愛者)が大半を占める世界で、いかに同性同士で生きていくのが大変なことなのか、そして彼らを取り巻く人々の葛藤をも描いた、大切な作品だと思います。
これ、ドラマCDがあって、1巻だけは持ってるんですが、きっと今聴いたら泣くと思う。
(そしてまた役者が素晴らしいんだ。中井和哉さん、石川英郎さん、野島健児さん・・・と脳内で彼らのせりふが聴こえます。泣きそう・・・)
それにしても、羅川先生の作品は、「赤ちゃんと僕」とか「しゃにむにGO」とか明るい作品は本当に可愛くて楽しくて面白くて読んでて楽しいのに、「朝がまたくるから」とか影過ぎて怖くなっちゃう作品は軽くトラウマになって二度と読めない・・・ってなる感じで両極端。なんというか・・・「朝が~」は現実に目をそらさない系の内容だったからこそ、痛くて怖かったんだけど、「NYNY」もこっち側の作品なんだと思います。10年以上前に読んでいるので細かい話を忘れていると思うんですけど、でもね、最期まで描いてあるから、笑って逝けたんだったら、いい人生だったんだよね、って思えて、あああ、泣きそうだ。 -
芦屋瑞稀「人ってみんなホモだよね?」←アメリカ育ち
by花咲かりの君たちへ
小学生の時に読んだ「花君」で、瑞稀がこう言ってくれたから、ゆうきさんは、男性の同性愛者を「ホモ」とは言わないと知りました。
あ、前述の「The B.B.B.(ザ・ばっくれ・バークレー・ボーイ)」もモデルのガイは「ゲイ」だって言われていました。「ガイがゲイ、ゲイがガイ…ややこしい」と言うようなセリフがあった。
「ホモ」はまあ、「ホモサピエンス」のホモなんで、瑞稀のセリフがあるんです。
現代日本での「ホモ」って単語は、「男性の同性愛者」に対する言葉として使われてます。「ホモセクシュアル」って単に「同性愛者」って意味だと思うんだけど。
辞書で調べたら「homo」を「同性愛者、特に男性同性愛者」とするのはスラングとして載っていました。
細かくした中で、"一般的"なゲイ(男性の同性愛者)は、
生物学上の性別は男性で、性自認が男性で、性的指向が男性のことを言い、
"一般的な"なレズビアン(女性の同性愛者)は、
生物学上の性別は女性で、性自認が女性で、性的指向が女性のことを言います。
なぜ"一般的な"なのかというと、ここへさらにトランスジェンダーとか足してくと変わってくるから。
性自認や性的指向は心の問題なので、本当は生物学上の性別は問題では無いように思います。
そして、性的指向が同性にも異性にも向いている人は「両性愛者(バイセクシュアル)」、更には"全て"の人に向いている「全性愛者(パンセクシュアル)」という言葉もあります。
近年ではいろーんな性的指向に言葉がついてきて、正直説明を読んでも把握しきれません。汗
「世界がもし100人の村だったら」10人が同性愛者なんですって。でも本当はもっといると思います。
自分がそうだと公言している人(カミングアウト)はとても少ないので。
ちなみに、「セクマイ(性的少数者)」と大きく括れば、1クラスに1人はいるという計算になるそうです。
(なのにまだこれらについての教育が行われないのって本当に残酷なことだと思います)
話はすこし変わりますが、日本のサブカルチャーとして「ボーイズラブ」と「百合」ってのがあります。
BLは男性同士の恋愛をテーマに描かれたフィクション(もしくはファンタジー)で、百合は女性の〜って感じです。
個人的にはこれらは実際のゲイやレズビアンのリアルとはかけ離れたものだと思っています。
もちろん、作家さんの中にはきちんと取材をして彼らの置かれた状況や葛藤を紙面(画面)で表現している人もいるでしょうが、あくまで「フィクション」なので、少女漫画とかと一緒です。
BLの世界ではホモが"伝染"して主人公の友達も兄弟もホモになっちゃうし、これをファンタジーと言わずして、って思うよね。そんなのあるわけないや〜ん!って
でも、作品によっては構成をしっかり練って、感動させてくれるものもあります。
同性愛をテーマにした作品の紹介もしますね。ファンタジー(意味深)作品も、機会があれば。
蛇足ですが。同性愛を含んだ漫画は、多分小学生の時から読んでいたと思うんですが、小説とドラマCDは扱えません。
CDはねー、数枚聞いたこともありますが(何せ好きな声優が出演しているもんで)、内容によるというか、精神的なものだったら大丈夫なんですが、生々しいのはダメですね。滝汗
そんな人がオススメとか紹介できるんだろうか。。。 -
日本でもかなり知名度を上げて、特集とか組まれたりして知ってる人増えてるというより思うけど。
改めて。
LGBTは、セイクシュアルマイノリティ(性的少数者)を表すひとつの単語。
L レズビアン(女性の同性愛者)
G ゲイ(男性の同性愛者)
B バイセクシュアル(両性愛者)
T トランスジェンダー(性同一性障害などの性別違和を感じる人)
の頭文字を取ってLGBTと言います。
日本ではこれが主流で、他に
Q クィア(「変わっている」という意味の、性的に一般的ではない人の総称)
Q クエスチョニング(自分のジェンダーに迷いがある人)
I インターセクシュアル(性分化疾患、肉体的に男性とも女性とも判別が難しい人)
と言った言葉もあります。
カナダでは、LGBTQを使用しているみたいです。
クィアは昔差別用語として非当事者が使用していましたが、今は当事者があえて使うことが多いと聞いています。
ゆうきさんがこのあたりのことを調べ始めたのは、多分、中学生の時。
ある、大きなきっかけがありました。
これはまたべつの記事で書きますねー。
みんなは、自分のジェンダーや性別指向って、いつ気づくの?
ってとても疑問なのですが、そもそもそんな風に思うのが「普通じゃない」のかな?
簡単な説明だと、これだけなんだね。でも、これを事細かに説明しようと思ったら、めちゃくちゃ大変だし、多分理解出来ないとおもうなー。
細分化本当に凄いよ。図にできない。いっこいっこ説明していったら、この世界が「男」と「女」に二分化出来ないってことがよく分かると思います。
世間にフォビア(嫌悪者)がいるのは分かっています。
自分も、なぜかは分からないけど怖いと思ったり苦手だと思ったりするものがあります。
明確な理由が無いからフォビア(Phobia)なんだし。
ゆうきがいくつか観た日本のLGBT特集(NHKが殆ど)で、「説明不足!」と思ったことがあったので、その辺りも補いつつ、説明をできたらと思います。
短い尺の中で全部を説明するのは大変だから、端折ってるのは分かるんだけど、なんだか、性を二分化した状態で説明を進めないで、って思ったりした。
興味があれば次の記事どうぞ。 -
「VPP」を観に行った関係で色々調べていたら、「バンクーバーウィアフィルムフェスティバル」というのがあるのを知りました。
ホームページを見たら、早速見覚えのある人の写真が!
ペ・ドゥナだ!
「グロリア」という韓国ドラマの主人公を演じていました。
日本の映画「空気人形」(R-15指定)でも人形の役を演じています。
(正直、この映画超トラウマになった。なんで観たのか自分でも謎。「人形」って書いてあるじゃん。あんた人形ダメじゃん!って思うよね。)
↑のようなこともあって、彼女が主演している「A Girl at My Door」という映画、不安要素モリモリで観に行きました。
一人で行くの不安で、友達を誘ったんだけど、ちょっと悪いことしたなーって思いました。
うん、結構な内容でした。
ちょうど、監督さんがイベント参加することもあって、韓国から来られていて挨拶もあったりして、さらにめっちゃ近くに座って一緒に映画を観ていたんですが、まあ、なんも喋れんわな。
ネタバレになっちゃうんで、あまりいろいろ言いませんが、愛を知らない少女の狂気って恐ろしいよね。
そして、儒教の教えの強い韓国の、日本人から見たら「おかしでしょ」と思わざるを得ない「常識」ね。
汚い言葉を使えば、胸糞悪い映画でした☆
この映画は、ネットで事前にチケットも買えたんですが、ギリギリまで行くのを悩んでいたら売り切れてしまって、当日、劇場に並んで当日券販売を待っていました。そして、そこへやってくるお客さん、LGBT感満載の外見を見て、なんだか感動しました。
今ここにいる人の殆どは当事者かアライの人なんだよな、って。
もちろん、ただ映画を見に来た「だけ」の人もいるんだけどさ。
韓国のタイトルは「ドヒヤ」
日本のタイトルは「私の少女」
Click here.:)