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夢を叶える勇気

Courage for Dreams come true. Mut zu Träumen wird wahr.

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【Canada Life】LGBT(Q)のこと
とあることがきっかけで、あるブログを見ていたら、書きたくなったので、文章投稿。

これを、「Canada Life」として投稿していいのか、悩むところだけれど。

「なんでCanada?」
と、いろんな人に訊かれます。日本でも訊かれたし、こっちへ来てからも何度か質問されました。
「初期費用が他の国に比べて少なかった」ことと「暑いのよりも寒い方が耐えられると思って」と答えています。
でも、もうひとつ、理由があって。
Canadaは同性同士で結婚式を挙げられる、ということ。

これに関しては、例えばイギリスとか夫婦と同等の社会保障があるとか、近年の目まぐるしい進歩によって色々変わってきているんですが、自分の脳の中に「Canadaでは出来る!」っていう印象が凄く強く植えつけられているんです。
(ちゃんと調べてないんだけど、一部の州だけなのかもしれない)


昔「バックレバークレーボーイ」という漫画を読んで、衝撃を受けました。
主人公(女性)の想い人(男性)は親の再婚相手の連れ子だったが、アメフトをやりたいという理由でアメリカへ留学。お互い社会人になって再会して恋愛に発展するが、恋のライバルが男性モデルでしかも想い人は彼に憧れてアメリカへ渡ったことが分かる。紆余曲折あり、最後は主人公と想い人が日本で合法的に婚姻関係を結び公に結婚式を挙げ、別の場所で主人公とモデルが式を挙げ、さらにCanadaへ飛んで想い人とモデルが挙式、3人で暮らしていく、という結末。

ええぇぇぇぇ!?マジで?って思った。そんなのあり?って。
結構古い漫画で(実は従姉が結婚を機に漫画を大量にくれた中に混じってたんだよね)、これを読んだときは自分も10代のはじめ頃だったと思うんだけど、こういうカタチもありなんだな、て思った記憶があるし、同姓同士の挙式が出来る国(Canada)があるんだってことも、これで知った。

今思うと、がっつりセクシャルマイノリティに関連した作品なのに、自分のことと結びつかなかったのは、この作品は「同性愛」しか扱ってなかったから、かなって思わなくも無い。
個人的に衝撃的だったのは別の作品でもうちょっと後のことなので。


んで、Canadaへ来て、ちょっと拍子抜け。
前にも別のブログで書いたけど、「Vancouver Pride Parade」を観に行って、その「広告感」の強さにがっかり。配られるグッズはレインボーカラーのただのノベルティで、変わった格好をしてる人は沢山いたけど、ただのコスプレにしか見えなかったし、普通のお祭りなんだろうなって思いました。それでいいのかもしれないけれど。正直、日本のパレードを観に行ったことがないから、比べようにも対象がないんだけど、なんだか自分が思っていたパレードとは違ったかなって。トロントはもっと都会で、また違ったスタイルなのかも知れないけれど、まあ、別に観に行かなくても良いかなって思ったよね。
ただ、この期間中にお店にレインボーフラッグを掲げたり、レインボーカラーを意識したファッションをマネキンに着せていたりっていうのはちょっと嬉しい感じもした。これもひとつの「広告」なのかもしれないけど。

がっかりしたことのひとつに、トイレがある。
二種類しかないんだよねー汗。ショッピングモールとか、沢山の人が出入りする場所には、出来れば「多目的トイレ」があって欲しい。
日本は、標準サイズの「男子トイレ」と「女子トイレ」、車椅子が入れるゆったりサイズの「多目的トイレ」があるから、”行きづらい人”はこの多目的トイレを使用できるんだけど、こっちは「男子トイレ」と「女子トイレ」しかない。
だったかもう、男女兼用の「多目的トイレ」だけ作れば良いのにって本当に思うね。
(レストランとかカフェとか小さいお店はゆったりサイズのトイレしかないです。個人的にはこのただっぴろいトイレがちょっと苦手なんだけど、それは鍵に手が届かないから。内側からノブを回すと開錠するタイプの鍵が本当に嫌い)
ま、別にトイレくらい、無心で入るけどね、全部個室だし。

こっちで見た「セクシャルマイノリティ」とおぼしき人たちは、どんな分に考えているんだろうなって、思ったり。
積極的な人間だったら声かけたけど、そんなこと出来ないし、英語力が無さ過ぎてとても話を聞けるとは思えない。専門的な言葉も沢山あるし。。。

Canadaは「世界で一番LGBTが暮らしやすい国」らしんだけど、ほんとかなぁ?


長くなりそうなんで、次の記事にまた書きます。
「セクシャルマイノリティ」のカテゴリ作ろうかな。



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